2024年1月11日
【法人向け】コスト削減を図るための具体的な方法と成功事例を一挙にご紹介!
近年において仕入高や電気・光熱費の高騰の影響を受けて経営が厳しい企業が増えています。必要経費が値上がりしているため従来の予算では経営が立ち行かなくなってしまうというケースも多々見受けられます。企業が長期的に存続するにはコストを削減し、資金繰りをしていくことが不可欠です。本記事では企業がコスト削減を図る必要性とメリットを確認した上で、コスト削減を実現する方法、コスト削減のステップ、コスト削減に成功した企業の例などを見ていきましょう。
目次
企業がコスト削減を図る必要性とメリットとは
企業にとってコスト削減を図る必要性やメリットはどこにあるのでしょうか。これらを理解することで、自社の経営力を高めることができます。
コスト削減の必要性
企業が限られた資金の中で経営を継続していくにはコスト削減が不可欠といえるでしょう。特に近年は電気代や材料費などあらゆるものが値上がりしているため、従来と同様の予算や売上高であれば利益が少なくなります。
また、コストを下げることで売上が落ち込む時期を乗り越えられたり、売上額が現状維持の状況が続いても利益を増やせたりします。売上をアップさせるには戦略が必要である他、ある程度の期間を要することも多いです。一方、コスト削減であれば従業員の心掛け一つや工夫次第で実現できるため、利益拡大を目指す企業がコスト削減に着目しないのはもったいないことといえます。
コスト削減がもたらすメリット
企業がコストを削減することでどのようなメリットを得られるのでしょうか。コスト削減がもたらすメリットとして主に以下の5つが挙げられます。
- 純利益が増え、売上がアップする
- 削減したコストを原資にして新たな事業を展開できる
- 無駄を省き、業務を効率化できる
- 従業員の残業時間を効率的な作業によって削減できる
- 従業員にボーナスなどで還元できる
コストを削減することで純利益が増えるため、売上額が変わらなくても利益を増やせます。また、これまでは費用の観点から新規事業への参入に躊躇していた企業もコストを削減できれば、その分を新規事業の原資に充てられます。その他にも、削減したコストを従業員にボーナスなどで還元するという方法があり、この方法を選択すれば従業員の愛社精神や定着率が高まるでしょう。
コスト削減を実現するための具体的な方法3選
それではコストを削減するにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、コストを削減するための具体的な方法を紹介していきます。
①プロセスの最適化と効率化
プロセスの最適化と効率化とはビジネスオペレーションを最適にし、業務を効率的に行えるようにすることです。製品完成におけるプロセスや業務に無駄があると、従業員は必要以上の労力を費やさなければなりません。従業員のエネルギーを不必要に消費するだけでなく、場合によっては残業代が発生します。
企業はプロセスの最適化と効率化の実現に向けて自社が抱える課題を洗い出し、課題を明らかにする必要があります。そして、プロセスの最適化で達成できる具体的な目標を設定し、改善方法を決定し、決定事項に則したアクションを起こすことが求められます。
②テクノロジーの活用
企業のコスト削減においてDXの効果が認められています。企業はテクノロジーを活用することで従業員の負担を解放し、コストを削減することも可能です。
例えば、データ入力や資料作成・送付といった煩雑な業務や情報収集といった手間となる業務を自動化することで、従業員はコア業務に集中できるため生産性がアップします。また、従来よりも少ない人数で業務をまわせるようになったり、残業代を削減できたりするため、資金面でも大きなメリットを感じられるはずです。
③リモートワークの導入
ここ数年において多くの企業がリモートワークを導入しています。リモートワークには従業員にとって通勤時間を削減できる他、育児・介護と両立しやすい、在住エリアを問わずに働けるなどといったメリットがあります。
また、リモートワークは企業側にもメリットがあります。例えば、フルリモートを導入すれば従業員数が多い企業であってもオフィスを省スペース化できるため、家賃を軽減できます。また、多くの従業員がオフィスを日々出入りしていれば光熱費や電気代も割高になりますが、リモートワークにすればこれらの費用も抑えられます。その他にも、全従業員に対して毎日交通費を支払う必要もありません。
コスト削減を実現する5つのステップをご紹介
コスト削減を実現したいと考えている企業の中には具体的にどのような方法で行うべきか分からない企業も多いはずです。ここでは、コスト削減を実現する5つのステップを紹介していきます。
①現状の評価と目標設定
コストを削減するといっても現在の状況が分からなければ何も行うことはできません。まずは現在のコスト構造の評価を行います。その上で、コスト削減に向けた目標を具体的に設定し、実現に向けた目標を立てます。
②コスト分析と優先順位付け
コストを分析していき、多くの割合を占めているコストや無駄なコスト、必要最低限のコストなどを明らかにしていきます。その後、各コストに優先順位を付けます。全てのコストを同時に削減するのは難しいため、優先順位が高いコストから順番に削減を目指します。
③効率化とプロセスの最適化
業務のプロセスを見直すことで無駄な作業や過剰なリソースに気付けます。見直しを行わなければ長年にわたって無駄なコストを費やす状態が続き、わずかなコストであってもトータルで見ると大きな損失が出ることも珍しくありません。テクノロジーを活用し、業務の自動化や効率化を実現することで、無駄なコストを省きます。
④供給チェーンの最適化
企業がコストを削減するにはサプライヤーとの関係を一定期間ごとに見直すことも大切です。サプライヤーに対して必要に応じて価格交渉を行ったり、状況に合わせて供給量の最適化を行ったりします。それによって、ロジスティクスや在庫管理を最適化し、余分な費用が発生するのを防ぎます。
⑤コスト管理とモニタリング
コスト削減をしてもすぐに効果が出ないケースやうまくいかないケースは珍しくありません。コスト削減を実現するには実施したコスト削減策の効果を定期的にモニタリングし、効果が見られないようであれば再検討が必要です。また、新規システムを導入した場合は導入費用や運用費用に対して効果が表れているか確認することも求められます。
コスト削減に成功した事例を3つご紹介
ここでは、コストに削減した例を具体的にご紹介します。ぜひ自社のコスト削減を検討する際に活用してみてください。
①プロセスの最適化と効率化でコスト削減を実現
課題:
間接部門の業務が紙ベースの業務が多く、工数が多くかかってしまっていました。
実施事項と結果:
間接部門の業務効率化を実現するためにデジタル化を実施。
システムを導入するにあたって使い勝手を重視し、現場にヒアリングを行うことでシステムをスムーズに社内に浸透することに成功しました。
システムを活用することで業務における人的ミスを削減できるなど、プロセスを最適にし、業務を効率的に進められるようになりました。また、経営層の業務効率化に対する意識も高まりました。
②テクノロジーの活用でコスト削減を実現
課題:
新規の顧客開拓において受注の確度が高くなくても、遠方の顧客先に出向いて営業を行っており、出張費や移動時間の増加によりコストが増加していました。
実施事項と結果:
クロージングを除いてオンライン営業ツールを使って営業活動実施。交通費や宿泊費といった金銭コストの大幅な削減に成功。
また、従業員側の負担が軽減された他、より多くの顧客にアプローチできるようになりました。
③リモートワークの導入でコスト削減を実現
課題:
時間外労働が年々増加傾向にあり、コストを圧迫していました。
実施事項と結果:
試験的にリモートワークを導入。
リモートワークの導入により、生産性の向上によって前年と比較して20%もの時間外労働の削減に成功。
また、在宅勤務をしている80%以上の社員が生産性が向上した、もしくは通常と変わらずに業務を遂行できており社員のエンゲージメントも増加しました。
オンラインアシスタントサービスを使ってコスト削減を図るならcocrea Biz(コクリエビズ)
素早くコスト削減を実現するならオンラインアシスタントサービス「cocrea Biz(コクリエビズ)」がおすすめです。cocrea Bizでは経理や人事、総務、バックオフィス業務など幅広いサービスを提供しています。専属ディレクターが依頼内容に合った特別チームを編成してくれるので、自社にマッチした人材をご紹介してくれます。
オンラインアシスタントサービスcocrea Biz(コクリエビズ)とは
【出典:cocrea Biz(コクリエビズ)|C-design】
cocrea Biz(コクリエビズ)は、C-design(シーデザイン)株式会社が2023年1月から提供しているオンラインアシスタントサービスです。
今回は、オンラインアシスタントサービス「cocrea Biz(コクリエビズ)」に関する基本情報や料金プラン、導入事例を紹介します。cocrea Bizの詳細を知りたい方や、自社に合った料金プランがあるかどうかを確認してみてください。
- cocrea Biz(コクリエビズ)の特徴
- cocrea Biz(コクリエビズ)の業務内容
- cocrea Biz(コクリエビズ)の料金プラン
- cocrea Biz(コクリエビズ)の導入事例
cocrea Biz(コクリエビズ)の特徴
- 変動費を増やして固定費を大幅削減
- 正社員の生産性向上
- 業務プロセスの自動化を実現
cocrea Bizを導入すると、コストを削減しつつ業務を効率的に進められます。自社の人材を新しく採用する(固定費)に一切影響を与えることなく、外部の助け(変動費)だけで問題を解決に導けます。固定費の増加を抑えられるので、コスト面の負担も最低限に抑えられるのが魅力です。
本業に集中する環境を作れば、社員の生産性向上・会社の業績アップにもつながります。変動費を増やしても、結果的利益アップの可能性は高いです。
cocrea Bizでは、ITツールの導入を含めた業務プロセスの自動化を行っています。様々な業務を補助してくれるので、自社スタッフの負担軽減に大きく繋がるのも特徴です。
cocrea Biz(コクリエビズ)の業務内容
依頼可能な業務 | 詳細 |
総務 | ・出張手配/会場手配
・スケジュール調整 ・会議資料の作成 ・データ入力/データ整理 |
経理 | ・記帳代行
・月次締め処理 ・請求書/領収書発行 ・売上/入金確認 ・紙伝票データ化 |
人事・労務 | ・給与計算
・求人票/更新 ・応募者対応/面談日程調整 ・人事労務サポート ・勤怠管理支援 |
マーケティング | ・アンケート作成
・データ集計 ・画像選定/編集 ・SNSの投稿 ・記事作成/編集 ・記事ネタリサーチ |
営業サポート | ・会議資料/提案書作成
・業界の最新情報の調査と共有 ・経費申請 ・予実管理(データ更新作業) ・見積書請求書作成 ・データ入力/整理 ・リサーチ業務 ・営業資料作成 |
【参照:cocrea Biz(コクリエビズ)|C-design】
cocrea Bizで依頼可能な業務は、多岐にわたります。バックオフィス的な業務からマーケティングや営業サポートなど、専門的スキルを有するものまでさまざまです。
cocrea Bizでは、表以外にもさまざまな業務を依頼できます。詳細を確認したい方や自社の業務が依頼可能かどうかをチェックしたい方は、公式HPから直接問い合わせください。
cocrea Biz(コクリエビズ)の料金プラン
プラン名 | ライト | スタンダード | カスタム |
月額料金 | 55,000円 | 99,000円 | 要相談 |
契約期間 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | – |
実働時間 | 10時間 | 20時間 | – |
支払い | 1ヶ月分前払い | 1ヶ月分前払い | 1ヶ月分前払い |
【参照:cocrea Biz(コクリエビズ)|C-design】
cocrea Bizの料金プランは、大きく3種類です。契約期間や実働時間、内容によって異なります。カスタムプランは、依頼内容に合わせて料金プランをカスタマイズできるため、自社に合ったプラン内容の作成が可能です。
cocrea Biz(コクリエビズ)の導入事例
導入事例①:内装業のお客様
導入のきっかけと課題 | 【スケジュール調整などの予定管理が手間となっていた】
外での作業が多いので、お客様とのスケジュール調整や取引先とのメールのやりとりの返信が遅くなっていた。 また、経理業務は毎月できずに溜めていたので誰かに依頼したいと考えていた。 |
選定ポイント | 【業務負荷の軽減とやりたかった経理業務のITツール導入】
スケジュール調整のみならず、カレンダー反映なども補助いただけるので予定を忘れてしまうミスも軽減できる点が大変助かると感じた。 また、今まで導入できなかった会計ソフトの運用すべてを依頼できる点が業務負荷の軽減に大きく寄与すると感じたため。 |
今後の展望 | 【社員募集を行う採用面の強化に期待】
入れ替わりもあったりするので、採用活動にはさらに力をいれていきたい。 人事専任の担当がいるわけではないので、どのような採用活動が良いのか分からないでいる。ここも今後相談していきたい。 |
導入事例②:リフォーム業のお客様
導入のきっかけと課題 | 【コア業務への集中】
事務作業が苦手で、経理作業に毎月かなりの時間をとられていた。 月末になると経理作業に集中するため、営業活動の時間がとれずにジレンマを感じていた。 |
選定ポイント | 【幅広い業務のアウトソーシング】
記帳代行などの経理業務の代行サービスも検討をしたが、今後給与計算や他の事務作業も依頼できたらと考えていたので、幅広い業務を任せられる点が魅力的に感じた。 |
今後の展望 | 【自社内で指示だしができない作業の支援】
もっと多くの新規案件を受注していくため、営業人数も限られるためマーケティングも強化していきたいが、自社でノウハウがないため手をだせずにいた。 導入事例の更新からはじめたいので今後ホームページの運用についても相談をしていきたい。 |
cocrea Biz(コクリエビズ)の利用の流れ
cocrea Bizの利用の流れは、大きく3つのステップに分けられます。
①お問い合わせ無料相談
cocrea Bizに関するお問い合わせや資料ダウンロードは、公式HPから行うことができます。導入事例や活用方法を相談することも可能なようですので是非お問い合わせしてみてください。
②キックオフ
業務内容や必要な人材のスキルなどを相談して、条件に合うサービスを提供できるかどうかを判断します。
条件がマッチしましたら、契約後ディレクターとのWEB面談を実施します。
面談では、業務開始に向けて業務内容や稼働時間などに関する打ち合わせをします。
③業務開始
WEB面談終了後、すぐに業務を依頼可能です。依頼はオンライン上で全て完結するため、場所・状況に関係なくいつでも自由に相談できます。
まとめ
企業はコストダウンを図ることで利益をアップさせることができます。削減した分の費用を原資に新規ビジネスに参入したり、従業員に還元したり、あるいは将来のために貯めたりと使い道はさまざまです。
コストダウンを目指す企業は現状を把握し、目標を設定した上で計画的に行ってください。その他にも、目標達成後にも定期的な見直しが必要です。
また、企業のコストダウン実現にはオンラインアシスタントサービスの利用やテクノロジーの活用も効果的です。