【法人向け】脱Excel!会計ソフトの選び方とおすすめ5選を徹底比較 | C-design株式会社

2023年10月5日

【法人向け】脱Excel!会計ソフトの選び方とおすすめ5選を徹底比較

 

「様々な会計ソフトの違いがわからない」

「自社に適した会計ソフトを見つけたい」

 

こんなお悩みを抱えてる方は多いのではないでしょうか?

効率的な仕訳作業をサポートしてくれる会計ソフトウェアは、個人事業主(フリーランス)や中小企業経営者にとって頼もしいツールです。

 

ただし、市場には多種多様な会計ソフトウェアが存在するため、選び方や基準に悩むこともあるかもしれません。

 

この記事では、おすすめの会計ソフトウェア5選を一覧形式で徹底的に比較するだけでなく、選び方についても詳しく解説していきます。

 

この記事を読むことで、自社に適した会計ソフトウェアを見つける際のポイントや比較のコツが理解できるため、サービス選びの際の参考として活用してください。

 

法人が会計ソフトの導入をおすすめする3つの理由

法人が会計ソフトを導入すると、3つの嬉しいメリットを得られます。会計ソフトを導入しようか迷っている企業は必見です。

 

  • 経理・会計業務を効率化できる
  • データの管理・共有が円滑になる
  • 人的ミスを削減・防止できる

経理・会計業務を効率化できる

会計ソフトを導入すると、今までExcelで行っていた作業の多くが自動化されます。経理・会計業務が一気に効率化するので、担当者負担を大幅に削減できるのが魅力です。

 

業務の効率化を進めると、他の必要な仕事に集中する時間が確保できます。生産性向上・業績アップにも繋がる可能性は高いです。

データの管理・共有が円滑になる

会計ソフトを導入すれば、データの管理・共有が円滑に進むのもメリットの1つです。会計ソフトのなかには、データ共有機能が備わっているものも多くあります。アカウントさえ共有すれば、どこにいても同じデータを閲覧・管理できます。

 

また、会計ソフトのなかには、強固なセキュリティ対策を行うものもあって安心・安全を確保するのも魅力です。重要なデータの管理により力を入れるなら、会計ソフトを導入するのがおすすめです。

人的ミスを削減・防止できる

会計ソフトに搭載された機能を利用すれば、入力の手間も人的ミスも大幅に削減・防止できます。不慣れな担当者によるミスが多発したり、人的ミスで会社側に迷惑をかけたりするリスク・危険性を最小限に抑えられます。

会計ソフトの種類とは

会計ソフトには、クラウド型とインストール型の2種類が存在します。基本機能や特徴、メリット・デメリットは、型によって異なります。それぞれ違いを細かく確認しながら、自分に合う会計ソフトを見つけることが重要です。

 

以下にクラウド型とインストール型の2つのメリット・デメリット比較表を作成してみました。自社の状況に合った型を選択してみてください。

 

クラウド型 インストール型
インストール 不要 必要
ネット環境 必要 不要
デバイス パソコン/スマホ/タブレットなど パソコン
導入方法 サイトにログイン ソフトウェアをインストール
費用 利用料金(月額または年額) ソフト代/バージョンアップ代(年1回)
バージョンアップ 無料 有料
OS Windows/Mac WindowsまたはMac
(ソフトによって異なる)
画面構成 シンプル 複雑
取引入力 自動仕訳が充実 なし(手入力が基本)
その他機能 少ない 多い

 

クラウド型の特徴とメリット

クラウド型会計ソフトは、サイトにログインするだけで利用できます。契約後、すぐに利用できるので一刻も早く会計ソフトを導入したい方にはとくにおすすめです。パソコンやスマホ、タブレットなどさまざまなデバイスにも対応していてデータの閲覧・共有がしやすくなっています。

 

クラウド型会計ソフトの料金相場は月額が1,000円〜です。利用料金はサービスの充実度によって大きく異なります。サービスの充実度が高ければ高いほど、料金は高額な傾向にあります。

インストール型の特徴とメリット

インストール型会計ソフトは、専用のソフトウェアを自社のパソコンにインストールする必要があります。利用までのスピードは、クラウド型よりもインストール型のほうがやや遅めです。しかし、一度購入すれば、毎月費用が発生するわけではないため、一つのソフトを長く使用するのであればトータルのコストは低くなります。

 

インストール型会計ソフトの料金相場は、10,000円程度です。月額料金がかからないタイプで、低コストで気軽に導入できるのが魅力です。

【迷ったらこれ!】法人に人気の会計ソフト5選

会計ソフト選びに迷ったら、次の3つのなかから選択するのがおすすめです。どれもかなり有名なソフトで、利用者は多くいます。各会計ソフトの特徴を確認しながら、自分に合うものを探しましょう。

 

①弥生会計

②freee

③マネーフォワード(Money Forward)

④勘定奉行クラウド

⑤財務会計シリーズ

①弥生会計

【出典:弥生

 

サービス名 やよいの青色申告オンライン やよいの白色申告オンライン 弥生会計シリーズ
タイプ クラウド型 クラウド型 インストール型
プラン セルフ:1年間無料

ベーシック:7,590円

トータル:13,200円

フリー:無料

ベーシック:5,060円

トータル:9,240円

セルフ:1年間無料

ベーシック:1年間無料

トータル:29.645円~

無料版
無料体験 30日間 30日間 30日間

 

安心して利用できる老舗サービスを探しているなら、弥生がおすすめです。クラウド型の「やよいの青色申告オンライン」のセルププランは初年度無料、「やよいの白色申告オンライン」のフリープランはずっと0円で利用できます。

 

画面や機能は、初心者に使いやすい仕様になっているのも魅力です。今まで会計ソフトを利用したことがない方や、会計知識がない方でも利用しやすいです。

 

「弥生会計シリーズ」の最新版「弥生23」は、豊富なプラン・料金を用意しています。利用者の希望に合うプランが見つかりやすく、無駄なく利用できるのが特徴です。

しかし、弥生会計23は他の中小企業向けの会計ソフトの中ではやや高めの価格設定のため、価格に重点をおいている企業には合わない場合があります。価格に重きを置く方はクラウド型の弥生会計サービスの使用が価格を抑えることができるためおすすめです。

 

②freee

【出典:freee

 

サービス名 freee会計
タイプ クラウド型
プラン (年払い/月払い)

スターター:980/円・1,480円/月

スタンダード:1,980円・2,680円/月

プレミアム:3,316円/月(年払いのみ)

無料版
無料体験 30日間

 

freee会計は、クラウド会計ソフトシェアNo.1(2019年10月)を誇る圧倒的な人気・支持のあるクラウド型会計ソフトです。有料課金ユーザー企業は、400,000事業所を超えています。

 

スマホからも操作できるので、場所・時間を問わずいつでもデータ管理ができるのが特徴です。インボイス制度の完全ガイドや電子帳簿保存法などにも完全対応しているので、面倒な手続きや管理が苦手な型や知識がない方にはとくにおすすめです。

 

freee会計では、30日間の無料体験を設けています。利用しやすさや利便性の高さを確認したい方は、まずは無料体験から始めてみるのがおすすめです。

③マネーフォワード

【出典:Money Forward

 

サービス名 マネーフォワードクラウド
タイプ クラウド型
プラン (年額/月額)

スモールビジネス:2,980円・3,980円/月

ビジネス:4,980円・5,980円/月

無料版
無料体験 30日間

マネーフォワードクラウドは個人事業主から中小企業、中堅〜上場企業まで幅広い事業所・事業者に対応しています。公式HPではおおよその簡単見積もりができて、大体の利用料金を把握できるのも魅力的です。

 

マネーフォワードクラウドは、サポート体制が充実しているのも特徴です。メールやチャットを使用してやり取りができたり、AIを利用した自動応答も用意しています。疑問・不明点がでたときにもすぐ対応してくれるので、分からないことがそのまま放置されることはありません。会計ソフトに慣れておらず、手厚いサポートを期待される企業には特におすすめです。

 

一方で、マネーフォワードは会計業務以外に様々なバックオフィス業務を実施できる機能が付帯しており、人の手によって操作が必要な場面も多いです。使用の際は、用途を絞るなどすることが必要となります。

 

④勘定奉行クラウド

【出典:勘定奉行クラウド

 

サービス名 勘定奉行クラウド
タイプ クラウド型
プラン 7,750円/月
無料版
無料体験 30日間

 

勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する会計ソフトで幅広い企業規模や業種に合わせた多様なプラン展開があり、これまでの導入実績は69万社に達しています。

 

固定資産管理や給与計算など、他の「奉行」シリーズ製品と組み合わせて利用できるほか、充実した機能セットを持っており、小規模から大企業まで、多岐にわたる業務ニーズに対応可能です。

また、初めて導入する際の不安を解消したいという方にも、勘定奉行クラウドは確かな提案と導入サポートを提供する評判があり、安心してご利用可能です。

 

一方で、機能が豊富なため、初心者にとっては「使いこなせない」と感じる場合もあり、他の最小限の機能を備えた会計システムでも満足できる可能性があります。

 

⑤財務会計シリーズ

【出典:わくわく財務会計

 

サービス名 わくわく財務会計8 らくらく財務会計8
タイプ インストール型 インストール型
料金 24,200円 24,200円
無料版
無料体験 30日間 30日間

 

財務会計シリーズは、株式会社コラボが提供するインストール型の会計ソフトです。このシリーズには、経営把握に特化した『わくわく財務会計8』と、複数台の利用に便利な『らんらん財務会計8』の2つのバージョンが存在します。

 

財務会計シリーズは他のインストール型会計ソフトと比較して、低価格で提供されているため、初めての利用者でも手軽に導入できます。

 

一方で財務会計シリーズはWindows環境専用であり、Mac環境では利用できません。したがって、会社のパソコン環境がMacで統一されている場合、事前に留意する必要があります。

 

会計ソフトの失敗しない選び方とは

 

自分に合う会計ソフトを選択するときは、選定基準をはっきりさせておくことが大切です。選ぶポイントさえはっきりしていれば、自分の希望にあう会計ソフトを見つけられます。

 

会計ソフトを探すときは、大きく5つのポイントに注目します。各ポイントを確認・比較しながら、最適な会計ソフトを探すことが必要です。

 

  • クラウド型orインストール型
  • 個人事業主向けor法人向け
  • 機能・操作性の良さ
  • 所有端末のOSへの対応
  • アフターサポートの体制

クラウド型orインストール型

会計ソフトを選択するときは、自分に合う型を見つけます。クラウド型は、デバイスを気にせず好きなところで自由にデータを管理・共有できます。できるだけ早く会計ソフトを導入したい方や、利便性の高さを追求するならクラウド型がおすすめです。

 

インストール型は、パソコンでしかデータ管理ができません。しかし、長く使用すればトータルコストが安くなることもあり、会計ソフトを1度利用した経験のある方や中小企業には最適です。

 

個人事業主向けor法人向け

会計ソフトには、個人事業主・法人向けにおすすめのプランを用意しているところも多くあります。会計ソフトを導入したからといって、必ずしも期待する機能が入っているとは限りません。プラン内容が自分の希望に合っているかどうかを十分見極めたうえで、導入を検討することが重要です。

機能・操作性の良さ

会計ソフトを選択するなら、機能性・操作性の優れたものがおすすめです。会計ソフトを導入しても、使いづらければ期待した効果は得られません。企業規模や自分の知識などを考慮しながら、利用しやすい会計ソフトを選択することが重要です。

 

不要な機能がついていても、宝の持ち腐れ状態になる可能性があります。機能性が高い会計ソフトはその分高額であるため、企業負担も大きくなります。本当に必要な機能が揃った操作性の良い会計ソフトを導入しましょう。

所有端末のOSへの対応

会計ソフトを選択するときは、所有端末のOSを忘れずに行います。クラウド型会計ソフトはWindows・Macの両方に対応しています。さまざまなデバイスで利用できるので、自由度は高いです。

 

ただ、インストール型の会計ソフトを導入予定の場合は注意が必要です。インストール型のなかには、WindowsまたはMacのどちらかにしか対応していないケースもあります。

アフターサポートの体制

会計ソフトを選択するときは、アフターサポートの体制にも注目します。会計ソフトには、何らかの障害が起きたり不明点があったときに、すぐ相談できる窓口を用意しているところもあります。

 

アフターサポートの有無や内容は、各会計ソフトによって大きく異なるのが現状です。会計ソフトを初めて導入する方や、利用するのに自信がない方はサポート体制が充実したところを選択するのがおすすめです。

会計ソフトの選び方で注意すべきこと

会計ソフトを選択するときは、2つの点に注意が必要です。間違った選択をすると、会社に予想以上の負担をかけたり余計なコストをかけたりするリスク・危険性があります。

 

良さそうな会計ソフトを見つけても、すぐに購入するのはあまりおすすめしません。まずは、さまざまな情報を収集して本当に自分と合っているかどうかを慎重に見極めることが大切です。

 

  • 導入コストをかけすぎていないか
  • まずは無料トライアルから利用する

導入コストをかけすぎていないか

会計ソフトを選択するときは、コスト面に注意を払います。高機能だったり専用サーバー・システムが必要だったりする会計ソフトは、導入コストが高額になりやすいです。いらない機能が入っていないか、導入することで企業負担を増やさないかどうかを十分考えたうえで決定することが大切です。

 

クラウド型の会計ソフトは、ランニングコストがかかります。多額の維持費がかかる会計ソフトを導入しても、期待した効果が得らなければ意味がありません。長期的な利用を考えるなら、導入費・ランニングコストが負担にならない一般的な会計ソフトが最適です。

まずは無料トライアルから利用する

会計ソフト選びに迷ったら、まずは無料トライアルから利用するのがおすすめです。会計ソフトのなかには、無料で使用できる期間を設けているものも多くあります。

 

会計ソフトを一定期間利用すれば、相性や使用感を確かめられます。会計ソフトを導入したあとに選択ミスに気づくのを避けるなら、無料トライアルを利用するのが1番効果的です。

企業の目的に合った会計ソフトを導入して、業務を効率的かつ円滑に進めよう

 

会計ソフトを導入してさまざまな機能を利用すれば、業務が大幅に効率化されます。Excelだけでは難しかった作業も、会計ソフトなら簡単に行えます。Excelを利用する具体的な理由がある場合以外は、会計ソフトを利用するのがおすすめです。

 

会計ソフトの導入を検討するときは、資料をダウンロードしたり無料トライアルから始めてみたりするのが効果的です。会計ソフトのなかには有料のものも多く、選択ミスすると余計なコストをかけてしまいます。最適な会計ソフト選びを慎重に進めるなら、資料やトライアル版を体験しましょう。

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